ねずみって、ありえない。
養子を迎えようと考えていたリトル家が迎えた養子はねずみだったという話です。荒唐無稽でありえない話だなと思いました。リトル家にいる子どもが弟がねずみでがっかりという場面がありますが、あたりまえです。だいたい、何もかも大きすぎて、どうやって生活するねんやし、なんで、ねずみだけ人間と会話できるのか、意味がわかりません。まあ、そこらへんはファンタジーとして、つっこんだら負けなのでしょう。全然違うけど、僕らは家族だというのを表現していて、いい話でした。
中盤、偽のねずみ両親にスチュアートは連れていかれるのですが、そのねずみたちとうまくやろうと気を使うスチュアートはいいねずみだなと思ったし、偽だと分かった後、だからこんなに心が苦しかったんだ、僕の家族はリトル家だと納得するところがとてもよかったです。そうだよね、こころのどこかでわかってるよねと思いました。
スチュアートの声はマイケル・J・フォックスがしています。やっぱりいい声だし、ヒーローぽいなと思いました。日本語吹替版では藤原竜也さんが声をしていて、これもまたいいです。やっぱり舞台とかやっているから、声だけでも十分表現ができているなと思いました。吹替版だと、ホンジャマカの二人も声をあてていて、おもしろいです。