Janet Jackson / ジャネット・ジャクソン

Janet Jackson / ジャネット・ジャクソン

Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)とはアメリカのシンガーであり、マイケル・ジャクソンの妹である。1982年、16歳でデビュー。1986年のアルバム『Control』からは「When I Think Of You」が初の全米No.1に輝き、アルバムも初のNo.1となる。その後も『Rhythm Nation 1814』『Janet』とヒットを飛ばし、総売上枚数は1億枚以上、11枚のアルバム中7枚が全米1位、シングル10曲が全米1位を獲得した。世界No.1の女性R&Bシンガーある。

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Janet Jackson / ジャネット・ジャクソンのレビュー・評価・感想

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Janet Jackson / ジャネット・ジャクソン
9

シックなウィスパーボイスが素敵!

80年代からR&B、ポップのスターとして活躍し、私達をワクワクさせてくれるジャネット・ジャクソン。

キング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソンを兄に持ち、妹らしい可愛さがあります。
ビッグすぎる兄の存在が影響しているせいかはわかりませんが、「私は自分をゴミのように感じていた。」と語っていたのが印象的でした。
そんなジャネットの歌は抑制が効いていて、派手に声を張り上げるようなものではありません。
シックな中に可憐さが感じられる、洗練された趣きなのです。

80年代はひたむきな情熱が光っていた時代。
代表曲の『Rhythm Nation』では、アグレッシブなサウンドに乗せて、攻めたボーカルワークを聴かせます。
ダンスも熱のこもったキレのあるもので、スターとしてのオーラを感じさせるのに十分なものでした。

そこから90年代に入ると芸術性を重視した作風に。
囁くようなウィスパーボイスがセクシーな魅力を放ち、落ち着いた大人の情緒が表現されています。

ところが、2000年に発表したアルバム『All For You』で大きく方向性をチェンジ。
これまでになくポップでキャッチーな輝きをまとった楽曲がそろい、ジャネットがラブリーな魅力を振りまきます。
まるで何かから解放されたかのように、自由に羽ばたく様子が爽快。
いつ聴いてもテンションの上がる、素晴らしいアルバムとなっています。