海皇紀

海皇紀

『海皇紀』とは、川原正敏によって『月刊少年マガジン』で1998年から2010年まで連載されていた冒険活劇物語。舞台は、一度文明が滅びて地図も全く変わってしまった世界。海の一族として海上で生活するファン・ガンマ・ビゼンは、旅の途中で偶然出会った亡国の姫君や仲間たちと共に一族を巻き込んだ戦いに身を投じていく。コミックス全45巻にもおよぶ壮大なストーリーと、広島商船高等専門学校出身である作者の緻密で正確な船舶描写が話題となった。

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修羅の門(第壱門・第弐門)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『修羅の門』とは、川原正敏が『月刊少年マガジン』において連載されていた漫画。千年不敗を誇るとされる架空の古武術・陸奥圓明流の継承者である陸奥九十九を主人公とし、陸奥圓明流が地上最強であることを証明するため、様々な強敵達と戦うストーリーは幅広い層に熱い支持を受ける。前作あした青空においての格闘シーンが好評を得たことで、制作が決定した。1987年5月号から1996年12月号まで連載の後に長期休載。2010年11月号より『修羅の門 第弐門』として連載を再開し、2015年7月号で完結している。

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修羅の門(第壱門・第弐門)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『修羅の門』・『修羅の門 第弐門』は川原正敏による漫画作品。主人公である陸奥九十九が古武術・陸奥圓明流の継承者として様々な格闘家と試合・格闘を繰り広げながら陸奥圓明流が地上最強であることを証明していく。陸奥九十九を初めとして登場人物の多くは戦いを通して相手と分かり合うため多くを語らないがその分、口を開いた時の言葉には凄み・説得力が有り、名言と称されるものも多い。

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海皇紀のレビュー・評価・感想

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海皇紀
9

おすすめ漫画『海皇紀』

おすすめする漫画のタイトルは『海皇紀』。『修羅の門』、『龍師の翼』などの作品を生み出している川原正敏先生の、海を舞台にした海洋浪漫漫画である。
物語は「イルアンジャ」という人物を探している少女と伝説の兵法者が、日本刀を背負い影船という伝説の帆船を操る男ファン・ガンマ・ビゼンに出会うところから始まる。「イルアンジャ」を追う者、世界を手に入れようとする者、王になろうとする者、様々な人間の思惑が絡まり物語が進んでいく。
この漫画の面白い要素の一つは、主人公ファンのキャラクターにある。やはり物語にキャラクターの魅力は欠かせない。彼は怠け者で飄々としているが、やるときはやるので仲間からの信頼も厚い。背中の日本刀を使えば一刀両断、無手でも負けなし、しかも頭も切れる。さらに過去や正体に謎があるという読めば読むほどはまり込んでいる要素が多数散りばめられている。『修羅の門』を描いた作者らしく、戦闘シーンも動きがあり楽しく読めるのだが、それもさることながら帆船のレースのシーンがめちゃめちゃ面白い。自分は帆船の操舵方法やパーツの名前も知らず、全く帆船に詳しくないのだが解説も分かりやすく、レースの緊張感を感じながら楽しむことができる作りになっているのは流石である。
一度手放したのだが、再度読みたくなり全巻再購入したおすすめ作品。すでに完結している(全45巻)ので、ぜひ読んでみてほしい。

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