ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 / Fantastic Beasts and Where to Find Them

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 / Fantastic Beasts and Where to Find Them

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』とは2016年に公開された『ファンタスティック・ビースト』シリーズ1作目の映画。『ハリー・ポッター』シリーズと同じ"魔法界"を舞台とした作品で、『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚。原作者J.K.ローリングが脚本を手がけた。
イギリスの魔法使いニュートが魔法動物達と共にニューヨークに降り立つところから物語が始まる。手違いで逃げ出してしまった魔法動物達とニューヨークで起こった不思議な事件。魔法動物と魔法使いによる新たな魔法界の物語。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 / Fantastic Beasts and Where to Find Themのレビュー・評価・感想

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 / Fantastic Beasts and Where to Find Them
8

ハリポタファン必見

「ハリー・ポッターシリーズ」が好きだった人、はまったことがある人は絶対にこの作品もはまります。
時代設定がハリーがいた頃よりもずっと前なので、なじみのあるキャラクターはあまり登場しませんが、これまでのシリーズではほとんど言及されてこなかったアメリカ魔法界の様子が垣間見られ、自分の中の魔法の世界の認識が広がります。
これまでのシリーズではハリーが物語の中心だったのもあり、学生中心でしたので、そんなに杖を用いて魔法を放つシーンは最初から多くなかったかと思います。
しかし、この作品の登場人物たちは学生ではなく大人たちなので、ごく普通にばんばん杖を使い作業をしたり、戦ったりと視覚的にすごく楽しいです。
中には知っている魔法があるかもしれません。

「ハリー・ポッターシリーズ」の著者であるJ・K・ローリング氏が原作、脚本を担当しているので、世界観にしっかり則り、矛盾などのストレスなく楽しく鑑賞できます。
すでに2作目も公開されており、今後もシリーズとして続いていくので、これから先長くこのシリーズを楽しめます。
今まで「ファンタスティック・ビースト」を見たことがなかった人はこれを機に触れてみて、是非「ハリー・ポッターシリーズ」も見返してみてはいかがでしょうか。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 / Fantastic Beasts and Where to Find Them
8

ファンタスティックビーストと魔法使いの旅の魔法動物

ハリーポッターシリーズの新作として、ファンタスティックビーストのシリーズが始まった。ハリーポッター1作目から約70年前のアメリカを舞台として描かれており、古い町並みが印象的な作品である。主人公はニュート・スキャマンダーで魔法生物学者である。彼が操る様々な魔法生物がリアルで活発に動くさまは映像的にも素晴らしく、ハリーポッターにはなかった世界であり、とても感動させられる。なかでも、ニフラーという小動物は愛らしいが、スキャマンダーの鞄から逃げ出し、捕まえるためにひと騒動が起きる。ニフラーは金属が大好きで、見つけると一心不乱に追いかけて、自分のコレクターアイテムにしてしまう。これを追いかけるスキャマンダーのシーンはスリリングではあるが、笑みを浮かべながら見れる微笑ましいシーンである。また、植物型の魔法動物であるボウトラックルは大人しく、普段はポケットに隠れているが、スキャマンダーから離れたがらないかわいいペットのような存在である。こんなに人懐こく、ポケットのなかにいてくれるのであれば、ニフラーとは違って安心して連れて外出できる良き友だちである。この他にも多くの魔法動物たちが登場する楽しいファンタジーであり、是非見ていただきたい作品である。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 / Fantastic Beasts and Where to Find Them
10

ハリポタファン待望の新シリーズ!

ハリポタファンなら、この作品をどれだけ待ち望んだことでしょうか。
ハリポタシリーズが完結してから5年が経ち、ハリポタシリーズの続編は舞台化されましたが、やはりシリーズを映画館で観たい…そんな気持ちを燻らせていた時、まさかの新シリーズの公開!
しかも主人公は、まさかのハリーたちが使用していた教科書の執筆者、ニュート・スキャマンダー。
さらに今回は魔法動物にスポットを当てた作品となり、シリーズの舞台はハリーたちが活躍するよりも前の時代である1920年台となります。
この作品の見どころは、なんと言っても魔法動物の可愛さ!
一押し魔法動物はカモノハシのような姿をしており、ふわふわな黒い体毛が特徴で、光り物が大好きな悪戯好きな魔法動物です。
あなたもぜひ自分のお気に入りの魔法生物を見つけてみてくださいね!
また、この作品に出演するキャラクターたちは全員大人なので、ハリーポッターシリーズよりさらに多くの魔法が使用されているため、アクション性も非常に高いです!
新魔法も登場しますし、ハリーポッターシリーズを観ていれば誰でも知っているようなお馴染みの魔法まで、非常にたくさんの魔法が登場します!
この作品は、可愛い魔法動物あり!スリリングなアクションあり!大人な恋の物語あり!と誰もが楽しめる作品なので、ぜひ観てみてください!

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 / Fantastic Beasts and Where to Find Them
10

みんな大好きファンタジー

ハリーポッターから70年前の舞台。名前しか出てこない本の著者を主人公に、魔法使いと人間を巻き込む大騒動。ハリーポッターを見たことがない人でも、初めに出てくるカバンの中身をカモフラージュする仕掛けや、四次元ポケットを持つ不思議な動物にワクワク・ドキドキ。

人間と魔法使いが暮らす街に逃げ出した幻想動物を捕まえるために、慣れない土地での大冒険が始まる。
作品の中でキラキラと輝くスターはなんといっても出てくる幻想動物。不思議で面白い!怖い印象の動物でも、主人公にかかれば可愛い奴に早変わり。大きい獣や小さい動物、危ないやつからクスッと可愛い特性を持つ獣も。常識の一歩上をいく動物たちにまた会いたくなる!
そんな獣たちを世話するのが魔法界のムツゴロウさん。見た目はおとなしい学者さんだが、芯は強く・柔軟性のある思考で獣にも困難にも立ち向かう。そんなギャップが一部のファンにはたまらない。

そんなワクワクドキドキの幻想獣を捕まえる冒険の裏に、強大な力を自分のものにしようと企む悪の魔法使いがいた。強大な力は主人公のすぐ近くにいて、その騒動に獣たちも巻き込まれていく!
悪の魔法使いの野望を、主人公は持ち前の意思の強さと柔軟性でどんどん打ち砕いていく。人間にバレてしまった魔法使い存続の危機も、獣の研究の成果でなんとか救うのだった。
最初から最後まで動物たちの活躍がすごい!