オーシャンズ11 / Ocean's Eleven

オーシャンズ11 / Ocean's Elevenのレビュー・評価・感想

オーシャンズ11 / Ocean's Eleven
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11人のスペシャリストが挑む現金強奪計画

この映画は「オーシャンと11人の仲間」というフランク・シナトラが主演と務めた映画のリメイク作品である。
主演のジョージ・クルーニーを始め、ブラッド・ピットやマット・デイモンなど豪華俳優陣が多数出演する。
ストーリーとしては、一流の泥棒であるジョージ・クルーニー扮するダニー・オーシャンが4年の刑期を終え出所するところから始まる。
刑務所の中で練った強奪計画を実行するべく、相棒のラスティ・ライアン(ブラッド・ピット)に会い計画を打ち明ける。
二人は全米中をめぐり8人の犯罪のスペシャリストに声をかける。
イカサマ・ディーラー、爆発物の専門家、機械制御が得意な双子の兄弟、電気通信エンジニア、曲芸師、老詐欺師、偉大な大泥棒である父の陰でくすぶっているスリ師。
またスポンサーとして資産家を仲間に引き入れ、総勢11名での現金強奪計画が幕を開ける。
狙うはラスベガス3大カジノの金庫室。成功すれば1億6000万ドルを優に超える現金を手に入れられる。
計画は順調に進んでいくが、ダニーの元妻であるテスが、カジノ運営者であるテリー・ベネディクトと交際していることが判明し、チーム内で不協和音が…。
計画実行日、その日ラスベガスは、ボクシングの世界タイトルマッチが行われることもあり大熱狂。
はたして11人のスペシャリストは無事に現金強奪計画を成功することができるのか。

オーシャンズ11 / Ocean's Eleven
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クルーニーズ11

大ヒットを記録した「オーシャンズ11」。1960年の映画「オーシャンと十一人の仲間」のリメークです。ジョージ・クルーニー演じる稀代のスゴ腕の泥棒ダニー・オーシャンと10人のスペシャリストが繰り広げるクライムムービーです。この映画に出会ってから20年以上たちますが、あのワクワク感は色あせることはありません。クルーニーのほかにブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツなどスターが勢ぞろい。名作「大脱走」以来、オールスターキャストと言われるとつい見たくなるのは私だけではないでしょう。ダニーとピット演じる相棒のラスティ・ライアンが中心となりカジノの金庫にある1億6000万ドルをいただくためドリームチームを集めます。みんながその道のプロフェッショナルばかりです。親子2代の天才スリ、大富豪、電気関係のスペシャリスト…。この映画、予算はそれほどでもなかったそうですがクルーニーとスティーブン・ソダーバーグ監督のプロフェッショナルな2人にひかれ、名優たちが集まったというエピソードがあります。映画のストーリーを地で行くような展開です。それでは映画の見どころを挙げていきましょう。

まずはソダーバーグ監督のスタイリッシュな演出。映画とマッチするこの演出には感服します。超豪華なキャスト陣のキャラが立っています。テンポのいいストーリー展開もソダーバーグ監督の手腕によるもの。音楽もばっちり決まっています。

次はやっぱりリーダーのダニーのカッコよさ。クルーニーのはまり役です。一流の腕を持っているダニーですが、別れた妻・テスをしつこく?追い回したりする人間っぽいところやどこかユーモラスな面もまたいいですね。

オーシャンの右腕ライアン。彼がいたからこそ、これだけのメンバーを集めることができたと言っていいでしょう。イケメンなのにいつも何か食べているヤングセレブ相手にポーカーをレクチャーする男。オーシャンの相方にふさわしい男です。

のちに「ジェイソン・ボーン」シリーズでハードなアクションを見せるマット・デイモンですが今作では、腕はいいがどこか気弱な青年ライナス・コールドウェルを演じています。公開当時は当然分からなかったことですが、何年かあとに正反対なボーンを演じるなんて、と思うとますますライナスの行動に目がいきます。
紅一点のテスも見どころです。言わずと知れたジュリア・ロバーツが演じています。大富豪にあっさり三行半を突きつけ元旦那とよりを戻す変わり身の早さはさすがプリティ・ウーマンです。ライナスはテスの美しさに一発で骨抜きになりますが、「オーシャンズ12」のキャサリン・ゼタ=ジョーンズのほうがテスに合っているような気もします…。

アンディ・ガルシア演じるテリー・ベネディクトがこれまたはまり役。あの濃い顔立ちは嫉妬深く、執念深いベネディクトにピッタリです。ドアを開ける時のしぐさや歩き方など細かいところにこだわった演技に注目してください。

バージルとタークのバジル兄弟はいつも喧嘩をしています。11人の中にはこんなキャラも必要です。この2人を演じるケイシー・アフレックとスコット・カーン。ケイシーはベン・アフレックの弟で、スコットはジェームズ・カーンの息子です。

あとは何といっても難攻不落のあのカジノの地下金庫から大金をちょうだいする方法です。この映画の肝の部分です。綿密な計画を立て様々なハプニングを乗り越え冷静沈着にミッションをこなす年齢も職業もバラバラなメンバーは非常にクールです。噴水の前にズラリと並んだメンバーが一人一人抜けていくシーンは印象的です。

続編として「オーシャンズ12」「オーシャンズ13」が作られましたがおススメしたいのがダニーの妹が活躍する「オーシャンズ8」。「11」の正統派の後継作と言えます。

オーシャンズ11 / Ocean's Eleven
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「オーシャンズ11」レビュー

この映画は、2001年に公開された、ジョージ・クルーニー主演のハリウッド映画です。ジャンルはサスペンス・コメディになります。あらすじは、主人公のダニー・オーシャンが、詐欺、スリ、爆破等、各分野のスペシャリスト11人を率いて、ラスベガスで1番有名なカジノの金庫破りをするという内容です。この映画はなんといってもキャストが豪華です。ジョージ・クルーニーの他にブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ等、主演級の俳優陣が一同に会し、絶妙な掛け合いをしています。11人の仲間がいますが、それぞれが特殊なスキルを持ち、また性格も様々です。その仲間をオーシャンが上手くまとめ上げ、時には仲間を騙しながらもテンポよく続くストーリーは、文字通り目を離すことができません。スタイルとしては頭脳戦で、敵の方が1枚上手で万事休すかと思いきや、オーシャンズがその上を行く展開がとても気持ちがいいです。またBGMも秀逸です。デヴィッド・ホルムズ作曲のBGM1つ1つがそのシーンにマッチしており、ストーリーを引き立てています。このオーシャンズはシリーズ化されており、2作目の12、3作目の13に加え、ダニー・オーシャンの妹を主人公にしたオーシャンズ8も公開されています。ぜひ1度ご覧ください!