【シャッター アイランド】誰も救われない…胸糞&後味が悪いバッドエンド洋画19選【隣人は静かに笑う】
映画というとハッピーエンドものばかりを想像しますが、実際には良い結末で終わるものばかりではありません。誰も救われずに終わる、いわゆるバッドエンドな作品もたくさんあります。この記事では、胸糞&後味が悪い洋画についてまとめました。中には人を選ぶものもあるので、閲覧にはご注意ください。
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久しぶりに観た、飽きさせない映画。テンポよく展開するストーリー。しかし、不条理さ全開の壮絶なバッドエンドです。
主人公のマイケルは大学の教授で、テロについての講義をしています。マイケルには、FBIであった妻が殉職したという悲しい過去があります。また、ケガをした子どもを見つけたら全力疾走で病院に連れて行くような、正義感の強い人物です。子どもを助けたことで、マイケルは隣家と親しく付き合うようになります。子ども同士はもちろん、親同士も同世代の友人ができたと嬉しそうです。しかし、この朗らかで親切な隣人こそが、実はテロリストでした。直接的には描かれていませんが、おそらくこの隣人は、はじめからマイケルを身代わりの犯人として仕立て上げるために、隣に引越してきたものと思われます。テロリストたちの犯行はものすごく綿密で計画的かつ柔軟なチームプレイ。これではマイケルでなくともまんまと嵌められて利用されてしまいます。FBIを爆弾から救うために、必死になって車で駆け付けたのに、信じてもらえず、あげく気づかないうちに自分の車のトランクに爆弾が仕掛けられており、犯人に仕立て上げられてしまう。あまりにも悲しいバッドエンドですが、緊迫感は楽しめました。