フライト・プラン / Flight-Plan

フライト・プラン / Flight-Planのレビュー・評価・感想

フライト・プラン / Flight-Plan
5

オチが残念。

娘が消えたのに誰も真剣に探してくれない…、これはカイルの妄想だと思うじゃないですか。そういうオチでよかった気がします。
彼女の過去とかが明らかになって、なるほど、この時もほんとは娘も死んだのねとか思えるのに、結局それかって思いました。オチが分かるとなんだって感じだし、それなら誰か助けてくれる人が現れるのでって思っちゃいます。酷い話です。
オチが分かるまではそれなりに緊迫していて面白かったと思うのですが、残念です。でも、ほんとにカイルが娘のためになんでもしているし、それを演じているのはジョディー・フォスターだし、それなりに楽しい映画です。
あんまり過度な期待をせず、見てたら面白いのではないでしょうか。ワンシチューエーションホラー、パニックものって結構あって人気の分野だし、やっぱり他に逃げ場も他に隠し場所もないのに、人が一人消えたってのは怖いものでした。だから、この映画の評価があんまり良くないのは、オチのせいでしょうね。
まず分かりやすすぎましたし。あの犯人役の人は怪しすぎます。良い人には最初から見えませんでした。もう少し、有名どころじゃない人を使って、えっ彼が犯人だったの?って感じを出せばもう少し面白かったのではないでしょうか。