ヘラクレスの栄光III 神々の沈黙

『ヘラクレスの栄光III 神々の沈黙』（ヘラクレスのえいこうIII かみがみのちんもく）とは、1992年にデータイーストが開発し、同社から発売されたスーパーファミコン用のコンピューターRPGソフト。1987年に第一作『闘人魔境伝 ヘラクレスの栄光』が発売された、『ヘラクレスの栄光』シリーズの3作目にあたる。ギリシャ神話を世界観の基盤として据えており、ギリシャ神話の英雄であるヘラクレスをタイトルに置くことでその世界観をわかりやすく表現している。2007年にはWiiのバーチャルコンソール向けタイトルとして、2013年にはWii Uのバーチャルコンソール向けタイトルとして配信が始まった。また、2021年からはプロジェクトEGGにて配信が開始されている。このほか、2008年にはジー・モードからiアプリ向けタイトルとして配信され、2009年にS!アプリ版、EZアプリ版が配信開始されるなど、さまざまな媒体で移植版がリリースされている。スーパーファミコン作品中の高難易度ゲームとして知られているが、神々の思惑が関係する壮大な世界観と、緻密に構成されたストーリーはユーザーのみならず、評論家からも高い評価を獲得している。ある日記憶を失った状態で目覚めた主人公は、同じ夢を繰り返し見るようになった。その場所に何か秘密があると悟った主人公は、不死身となった体を駆使し、夢に出てくる場所を目指して旅を始める。