ポール・グリーングラス / Paul Greengrass

ポール・グリーングラス / Paul Greengrass

ポール・グリーングラス(Paul Greengrass)は、イギリスの作家、映画監督。中学生の頃から8mmフィルムを使用しての映画撮影を始め、大学卒業後にテレビ関係の専門学校に通い、その後約10年にわたってドキュメンタリー番組『World in Action』などの制作を担当する。1988年、英諜報機関の内情を暴いた著書『スパイキャッチャー』を共同で発表。調査専門のジャーナリストとしてのキャリアもスタートさせる。作家として優れた手腕を発揮し、1987年にピーター・ライトと共著した作品『スパイ・キャッチャー』がベストセラーとなった。ドキュメンタリーやテレビドラマ等の監督を務めて経験を積んだ後、1998年に『ヴァージン・フライト』で映画監督としてデビューを飾る。2002年に開催された第52回ベルリン国際映画祭で、血の日曜日事件を描いた『ブラディ・サンデー』が金熊賞を受賞し、優れた映画監督として名前が知られ始める。2004年には『ボーン・アイデンティティー』の続編にあたる映画『ボーン・スプレマシー』、2007年にはシリーズの完結作『ボーン・アルティメイタム』の制作にも携わり、幅広いジャンルに対応できる手腕を発揮した。手持ちカメラを使用した臨場感とリアリティのある映像が特徴で、アクションシーンでは非常に細かいカット割りを行うことでも知られている。

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