今際の路のアリス / Alice on Border Road

今際の路のアリス / Alice on Border Road

『今際の路のアリス』とは、原作・麻生羽呂、作画・黒田高祥による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて2015年9月号から2018年3月号まで連載された。『週刊少年サンデーS』および『少年サンデー』で連載された『今際の国のアリス』の続編、スピンオフ作品である。
物語の序盤、女子高生・佐野紀奈(さのきいな/キーナ)はトランプカードを握った状態で目覚めるがそこは見知らぬ土地だった。同じく事件に巻き込まれて『今際の国』に入国した小島亜里朱(こじまありす/アリス)もトランプを握っており、2人は荒廃した京都の清水寺で出会う。そして更に9人の男女と出会い、新たな『今際の国』と『げぇむ』が始まる。
本作は生と死の境界にいる者の共通無意識により構築される異世界が舞台となっており、荒廃した京都から東京までの区間が「今際の国」として存在する。独特な世界観のダークファンタジーであり、生と死、絆と別れといったテーマがファンから多くの支持を集めている。

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今際の国のアリス(今際の路のアリス)のネタバレ解説・考察まとめ

今際の国のアリス(今際の路のアリス)のネタバレ解説・考察まとめ

『今際の国のアリス』は作者、麻生羽呂。物語は退屈な日常に漠然とした不安を抱えながらも何もやることが見つからない、いわゆる落ちこぼれた高校生の主人公、有栖(アリス)良平から始まる。現実逃避、中二病、ピーターパン症候群、大多数の人間が少なからず経験したことのある、10代の悩みを背景に進行する序盤、だがそれは戦慄のサバイバル・サスペンスの開幕に過ぎなかった。 作品は2010年から2015年まで『週刊少年サンデーS』で、移籍後は2015年から2016年まで『週刊少年サンデー』で連載された。全18巻。

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ゾン100(漫画・アニメ・実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』とは、ゾンビパニックによって社畜を脱した青年が、ゾンビの脅威に晒されつつも自由を謳歌する麻生羽呂原作、高田康太郎作画による漫画作品。ゾンビによる社会崩壊を「労働からの解放」と前向きに捉える斬新な設定で好評を博し、2023年のアニメ化以降は海外からも注目される。 過酷な労働に苦しむ日々を送っていた天道輝は、ゾンビパニックで社会が崩壊したことで会社から解放される。これを喜んだ輝は、「ゾンビになる前に今までできなかったことをやろう」と決意する。

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