クィーン・ラティファ / Queen Latifah

クィーン・ラティファ / Queen Latifah

クィーン・ラティファ(Queen Latifah)は、アメリカのラッパー、女優。高校時代は178㎝という長身を生かしてバスケットボールに打ち込む傍ら、学校でミュージカルの舞台に立つなどして演技も学んでいた。1989年にアルバム『オール・ヘイル・ザ・クイーン』で歌手デビューし、女性ラッパーの第一人者の一角として知られている。ヒップホップにハウスやレゲエを取り入れた柔軟な音楽性と「強い女性」としての人物像でも人気を博した。1994年リリースのアルバム『ブラック・レイン』の楽曲『U.N.I.T.Y』ではグラミー賞も受賞し、その実力を高く評価されている。1990年代の後半からは主にR&B歌手として活動している。女優としての活動も広く知られ、2002年に公開された映画『シカゴ』ではアカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞でいずれも助演女優賞にノミネートされている。また、2021年に放送されたテレビシリーズ『イコライザー』では自身が主演と制作総指揮を務めるなど、多岐にわたる活動で、自身のファンのみならず、たくさんの人々の心を掴んでいる。

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『シカゴ』とは、監督ロブ・マーシャルメインキャストにレニー・ゼルウィガー、リチャード・ギア、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの3人を起用したミュージカル映画。 1920年代、ショービジネスと犯罪の町シカゴを舞台に、スターを夢見る主人公が、殺人を起こし刑務所に収容されながらもスターへの道を上る様子を描いている。 キャッチコピーは「この街では、銃弾一発で有名になれる」 近年のアメリカ映画において、ミュージカル映画はヒットしないと言われていたが、そのジンクスを覆した作品ともいわれている。

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『ヘアスプレー』とは、2007年にアメリカ・イギリスで制作され、公開されたミュージカル・コメディ映画。1988年のジョン・ウォーターズ監督の同名映画を元に2002年に上演されたミュージカルの映画化作品である。黒人差別の風潮が色濃く残る1960年代のアメリカ・ボルチモアを舞台に、人気TV番組『コーニー・コリンズ・ショー』に憧れる女子高生のトレーシーと仲間たちの奮闘を通じて様々な差別を乗り越えていく姿を描いた青春映画で、ミュージカル同様にヒット作となった。

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