メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB

『メン・イン・ブラック』(めん・いん・ぶらっく)とは、1997年にアメリカで公開されたSFコメディアクション映画。現代社会に宇宙人が紛れ込んでいるという世界観が舞台になっている。
主人公のKは、現代社会に紛れ込んでいる宇宙人を監視し、犯罪を防いでいるMIB(えむあいびー)に勤めている。もう一人の主人公であるJは、元は警察官で追いかけていた犯人が宇宙人だったことからMIBに向いていると試験を受けることになる。そこから、Kのバディーとして採用されたJは、宇宙人の統制をしたり、地球を滅ぼそうとする宇宙人から地球を守るために奮闘する物語。
冷静沈着なKとお茶目でハイテンションなJの正反対なコンビに心踊らされ、憎めない宇宙人が登場したり、なんとも言えない容姿をした宇宙人が登場したりとクスッと笑え、実際に宇宙人がいても不思議ではないと思わせる作品になっている。
『メン・イン・ブラック』はシリーズとして続いており、4作品ある。

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIBのレビュー・評価・感想

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB
8

楽しく見られる。

アメリカの有名な都市伝説エイリアンと接触すると黒服の男たちが現れ手際よく事後処理をしていくと言う話を映画化したものです。メインはNYPDの警官だった主人公Jが、秘密組織メインブラックの一員となり師匠ともいえるKとともに地球、いや、宇宙の危機を解決する話です。ウィルスミスがまだ若いジェミニマンに出てくるCGで作られた若いウィル・スミスほぼそのままです。トミーリージョーンズはまだ若いし、手際もよく、ハードボイルドな感じがすごくかっこ良いです。テストに合格するきっかけとなるシューティングでの瞬間的な判断力です。実は地球上にかなりのエイリアンが人間と同居して生活している設定はとても斬新です、そして彼らの真の姿がいろんな形で登場するところは、ビックリしてしまいます。ペン型のメタルスティックでエイリアンの現場を目撃した人々の記憶を綺麗に消すニューラライザーは画期的ガジェットです。シリーズを通じて重要な役割を何度も果たすカゲの主役。又、ただのパグ犬にしか見えない博識なエイリアンのフランクのキャラが良かったです。そして現在でも他の生物と絡む進化系に全く則っていない昆虫は宇宙から来た説がありますけど、それを地で行ったようなストーリーになっています。ただメインのヴィラン人間の皮を着たゴキブリの化け物みたいなやつは果てしなく気持ち悪かったので人によっては苦手かもしれません。Kのラストのオチも良かったです。かなりクラシックな感じもする作品だが設定の斬新さやエイリアンの面白さにて全く新しいジャンルを切り開いた革新的な作品だったと思います。

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB
8

トミーとウィル

とてもおもしろいコメディだと思いました。トミーリージョーンズといえば、ボスのCMで有名ですが、この映画でもコミカルな役がとても似合ってます。ウィルスミスもこの映画の時はまだ若くて、かっこいい感じでした。トミーとウイルのコンビも、ベテランと新人の間柄の雰囲気が出ていていいです。ウイルは自分勝手でヘマもするし、それをトミーは呆れてみている感じが素敵です。地球には宇宙人が隠れて住んでいるという設定も、あり得る話というか、たしかに個性的な顔とかの人もいるし、そうかもとみんな一度は思ったことなんじゃないかなと思います。敵対的宇宙人とか怖いし、嫌だなとも思いますが、ウイルらの仕事は見た感じ、とても楽しそうでやりたいなと思いました。変わった道具の管理とか、いろんな宇宙人の偵察とか、やってみたいです。敵の宇宙人は、虫の宇宙人なので、とても気持ち悪いです。乗り移った人間自体、そんなかっこいい顔のじゃないし、それに皮がたるんでるから、とても気持ち悪いです。本当の姿は、ゴキブリでうわーという感じでした。ウイルが、そいつを挑発するために、ゴキブリを踏み潰す場面があるのですが、そこが一番気持ち悪いです。虫嫌いの人にはきつい映画かもしれません。

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB
8

あの人宇宙人ぽいなあ~って思っていたら、実は?

メンインブラック(MIB)は1997年にハリウッドで制作・公開されたSFアクション映画です。元々はアメリカの都市伝説で、UFOや宇宙人と接近・遭遇をした(とされる)人々の周りで暗躍する黒づくめの人物たち、通称「メンインブラック」から発想されたストーリーで今作の後にパート3まで続編が制作され間もなく新作「MIB インターナショナル」の公開が決まっています。
ニューヨーク市警のジェームズ刑事はとある容疑者を追跡中に相手に違和感を感じます。明らかに人間の身体能力を超えた挙動に舌を巻きながらも追い詰めますが、容疑者は「奴が来る」と繰り返し叫ぶと屋上から飛び降ります。混乱したジェームズは署に戻ると黒づくめの男に呼び止められ事の顛末を話すうちに、なぜか場所がレストランに移り男に封筒を渡されます。その中には何かの面接の場所が書かれていました。そこに集まっていたのは屈強な軍人たち。試験が始まり筆記、そして実弾を使った実技が行われますが、ジェームスの破天荒かつ独特な推理力を見た黒ずくめの男・Kは彼以外の試験者を落選し、ジェームスは唯一の合格者としてKの所属組織「MEN IN BLACK」のエージェント・Jとして実は地球に移民している大量の異星人を管理し犯罪行為を取り締まることになります。やがて地球に凶悪犯罪宇宙人が潜伏していることが判明し、血眼になって捜索するJとKは人間に擬態した犯人を追い詰めますが、逆に人質を取られ大ピンチに。果たして…

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB
10

おもしろい

昔見ていた矢追純一の木曜スペシャル。この中に毎回登場していた謎の黒服の男たち、あいつらは何者なのだろうと思っていた。やっとこの映画を見て分かりました。この人たちがメン・イン・ブラックだったと。宇宙人はすでにこの地球に住んでいるそれも沢山、あらゆる種族が。面白い設定。宇宙人はいるのかではなく、いることを前提にしていることがとてもユニーク。ある日事件が起き、逃げる犯人。追いかける刑事、犯人はビルを駆け上がりとてつもないジャンプ力で姿を消した。とても人間とは思えない身体能力、ある日刑事のもとに手紙が来た。ある施設への案内状、いってみると、不愛想な男が一人、君をスカウトしたいと、君にはこの仕事に向いている、相棒になれ、ついてこい、ついて行くとそこには、なんと……。不愛想な男にトミー・リー・ジョーンズ、まさに適役。軽薄でお茶目な刑事にウイル・スミスこれも適役。凶悪な宇宙人から地球を守るために日夜、行動監視をしている謎の組織、謎の黒服の男たち、それがメン・イン・ブラック。とても面白い、うきうきわくわく、スリルあり笑いあり、アクションも1級品、音楽もご機嫌。ウィル・スミスの歌も聞けて言うことなし。超娯楽作。

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB
8

一つの話として完結していて良い

MIBシリーズの最初。ウィルスミスが初めて宇宙人対策部に入って、虫型宇宙人と対決する話。ウィルスミス演じるJは、元気でバカで一生懸命でぼうや感が強く、トミーリージョーンズ演じるKの冷たいけど、後輩を育てようとする年配捜査官とのコンビがよく合っている。それに、地球には既に宇宙人が移り住んでいるという設定も、たしかに宇宙人ぽい人がいるもんねてなんか納得できたし、敵役がバグ系宇宙人というのも虫嫌いの人が多い中、すごくのれるというか、怖くてキモくていいです。話も、秘密組織に入るためのテストとかがあって面白いし、ヒロインの医者もきれいだけど、なよなよしてなくて女から好感が持てる。出てくる宇宙人も個性的で面白い。撃っても新しい顔が生えてきたり、犬が宇宙人だったり、ユニークで、こりゃシリーズ化するなという感じ。この映画の最後にはKは、もう普通に戻りたいと、記憶を消して組織から出ていくんだけど、そこのウイルスミスとの会話が湿っぽすぎず、かっこいいし、新たな相棒とのシーンもワクワクする感じ。結局、トミーリージョーンズは人気キャラだったからか、シリーズに戻ってくるんだけど、一つの話として完結していて、いい。