メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB

『メン・イン・ブラック』(めん・いん・ぶらっく)とは、1997年にアメリカで公開されたSFコメディアクション映画。現代社会に宇宙人が紛れ込んでいるという世界観が舞台になっている。
主人公のKは、現代社会に紛れ込んでいる宇宙人を監視し、犯罪を防いでいるMIB(えむあいびー)に勤めている。もう一人の主人公であるJは、元は警察官で追いかけていた犯人が宇宙人だったことからMIBに向いていると試験を受けることになる。そこから、Kのバディーとして採用されたJは、宇宙人の統制をしたり、地球を滅ぼそうとする宇宙人から地球を守るために奮闘する物語。
冷静沈着なKとお茶目でハイテンションなJの正反対なコンビに心踊らされ、憎めない宇宙人が登場したり、なんとも言えない容姿をした宇宙人が登場したりとクスッと笑え、実際に宇宙人がいても不思議ではないと思わせる作品になっている。
『メン・イン・ブラック』はシリーズとして続いており、4作品ある。

iwasan_13のレビュー・評価・感想

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB
8

一つの話として完結していて良い

MIBシリーズの最初。ウィルスミスが初めて宇宙人対策部に入って、虫型宇宙人と対決する話。ウィルスミス演じるJは、元気でバカで一生懸命でぼうや感が強く、トミーリージョーンズ演じるKの冷たいけど、後輩を育てようとする年配捜査官とのコンビがよく合っている。それに、地球には既に宇宙人が移り住んでいるという設定も、たしかに宇宙人ぽい人がいるもんねてなんか納得できたし、敵役がバグ系宇宙人というのも虫嫌いの人が多い中、すごくのれるというか、怖くてキモくていいです。話も、秘密組織に入るためのテストとかがあって面白いし、ヒロインの医者もきれいだけど、なよなよしてなくて女から好感が持てる。出てくる宇宙人も個性的で面白い。撃っても新しい顔が生えてきたり、犬が宇宙人だったり、ユニークで、こりゃシリーズ化するなという感じ。この映画の最後にはKは、もう普通に戻りたいと、記憶を消して組織から出ていくんだけど、そこのウイルスミスとの会話が湿っぽすぎず、かっこいいし、新たな相棒とのシーンもワクワクする感じ。結局、トミーリージョーンズは人気キャラだったからか、シリーズに戻ってくるんだけど、一つの話として完結していて、いい。