一つの話として完結していて良い
MIBシリーズの最初。ウィルスミスが初めて宇宙人対策部に入って、虫型宇宙人と対決する話。ウィルスミス演じるJは、元気でバカで一生懸命でぼうや感が強く、トミーリージョーンズ演じるKの冷たいけど、後輩を育てようとする年配捜査官とのコンビがよく合っている。それに、地球には既に宇宙人が移り住んでいるという設定も、たしかに宇宙人ぽい人がいるもんねてなんか納得できたし、敵役がバグ系宇宙人というのも虫嫌いの人が多い中、すごくのれるというか、怖くてキモくていいです。話も、秘密組織に入るためのテストとかがあって面白いし、ヒロインの医者もきれいだけど、なよなよしてなくて女から好感が持てる。出てくる宇宙人も個性的で面白い。撃っても新しい顔が生えてきたり、犬が宇宙人だったり、ユニークで、こりゃシリーズ化するなという感じ。この映画の最後にはKは、もう普通に戻りたいと、記憶を消して組織から出ていくんだけど、そこのウイルスミスとの会話が湿っぽすぎず、かっこいいし、新たな相棒とのシーンもワクワクする感じ。結局、トミーリージョーンズは人気キャラだったからか、シリーズに戻ってくるんだけど、一つの話として完結していて、いい。