感動の実話
幼い頃、家族と離れ離れになり、一時ホームレスにまでなった若者がとある人に出会い、人生を立て直していく話でした。とても感動しました。最初、まだ彼がどういう人かわからないときから、彼の目がとても寂しげでああ、過酷な人生を歩んで来たんだなとおもいました。彼は運動神経がよくて、芸が身を助けるじゃないけど、そこを見出してもらえてよかったなと思います。そんなことに気づかれずに終わる人もたくさんいただろうと思いました。あと、勉強について、勉強の仕方がわからないというところに幼いとき、学校に通えないとかそんなことする余裕がないとか、子ども時代が過酷だったのだろうといろいろ考えさせられました。血の繋がりとかじゃない人に支えられていることに葛藤して、もしかして邪魔なのかとか、金儲けの道具なのかとかいろいろ考えてしまうのもわかるし、親子関係とかを考えさせられました。サンドラ・ブロックが若者を家族に招き入れ、サポートをする肝っ玉母ちゃん的な役で出ているのですが、この人がすごくいいです。きれいなのに、なんかコミカルですてきだし、江戸っ子みたいというか、キレがあってついていきたくなります。これが、実話を基にした話だなんて、すてきだなと思いました。こんなすばらしい奇跡があっただなんて、人間ていいなと思ってしまいました。