意外な展開を見せるラブストーリー
飛騨地方の山深いところに住んでいる女子高生の宮水三葉は、祖母と妹の三人で暮らしていました。三葉はある日ぶし着な体験をします。目を覚ました三葉は、東京の男子高校生である立花瀧になっていたのです。その一方、瀧は、田舎の女子高生である三葉になっています。つまり二人は入れ替わったのです。入れ替わりは頻繁に起こったため、その日起こった出来事をスマートフォンに残す約束をします。その時には、巨大彗星が地球に近づいていました。
瀧は、三葉に会うことを決意し、三葉が住む街は3年前の彗星の落下により、街が壊滅状態であることを知ります。しかも、彗星の落下で500人以上もの犠牲者が出ることも知ります。実は二人に起こっていたのは入れ替わりだけではなく、同時にタイムスリップもしていたのです。瀧が入れ替わっていたのは3年前の三葉だったのです。
瀧は隕石が落ちた日の朝にタイムスリップし、体が三葉になっていることに気づきます。祖母に隕石のことを話しても信じてもらえず、父である町長に話しても取り合ってもらえません。そこで、友人の力を借りながら、町内放送をのっとり自力で避難命令を出します。この、入れ替わっている期間に三葉の記憶を見ることができ、実は三葉が3年前に瀧似合いに来ていたこととを知ります。3年の時間差があるため、その当時の瀧は、三葉を知らなかったのです。その時に、三葉がつけていた組紐をもらっていたことを思い出します。そして、ついに彗星が落下するのです。この時点での三葉の安否は不明なのですが、5年後に再開するのです。瀧も三葉もお互いの記憶を失っています。しかし、二人が視線を交わした瞬間に何かをお互いに感じます。そして、お互いの名前を確認するシーンはとても泣けます。