8
ロバート・デ・ニーロかっこよすぎ
ロバート・デ・ニーロ、かっこよすぎです。口に出さず、テーブルを片付けたり、用意してくれた昼食がおいしいチキンスープだったり、話す内容も人生経験豊富な人の話す話だし、こんな部下、欲しいかもと思いました。年はとっていても偉ぶっていないですし、だから同僚もいい付き合いをしてくれるんだと思います。でも、話としてはあまり納得いかないところがあって、それはアン・ハザウェイと夫の帰結です。あの夫はどうせまた浮気しそうだし、専業主夫が嫌なら働きゃいいし、別にひっつき直さなくても良かったと思いました。別れて、でも、子どもの親同士だから、いい関係は続けたいなと思うみたいな終わりでよくないですか。なんか、釈然としませんでした。まあ、もしかしたらダメかもしれないという理由だけですぐに結論をつけるべきではないという考えが作り手たちにはあるのかもしれません。ともかく、仕事のところについては、とても共感できる内容でした。年をとってからまた何か社会貢献をしたいという気持ちも共感できますし、年の離れた人と付き合うことで互いに成長できるというのは真理だと思います。でも、それは互いに尊敬の念がないと難しいことだと思います。その点、本作のロバートは周りの人を尊敬していて、自分をもってて素敵な人でした。また、見たくなる映画でした。