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独特の世界観にどこまでも吸い込まれてしまいます。
不思議な言い回しの歌詞と透き通るような、でも力強い歌声が魅力なずっと真夜中でいいのに。は顔出しをしていないバンド。
ライブをすればチケットは即日ソールドアウト。ファン層は老若男女揃っており、幅広い世代に支持されているバンドである。
顔出ししていないからこそ独特の世界観を演出することででき、またそれも魅力的である。
ヴォーカル「ACAね」は力強く、高音が綺麗で心に届く声をしている。
繊細な女の子なのかと感じるが、ライブでのトークは独特の言葉選びがおもしろくまたそのギャップもいい。
トークを聞いているとこの子だからこの詞が書けるのだと納得せざるを得ない。
どの曲も暗号のような歌詞であるが彼女の歌声がその違和感を消し、とても聴きやすい曲ばかりである。
曲調もどこか懐かしく、そして新鮮なので心地よく体に染み渡ってくるような、そんな気がする。
曲を聴けば聴くほど、ライブに行けば行くほどもっと知りたい、もっと聴きたいという気持ちを掻き立てる魅力は届きそうで届かない、理解できそうで理解できないという神秘的な部分であると感じる。
今後、ACAねの成長と共にますます人気が出そうなバンドであるずっと真夜中でいいのに。
音楽ファンは必聴のバンドである。