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なんか変な話
声の出せない女性が1日一グループにしか、食事を出さない食堂をオープンさせ、料理で人を救うという話でした。まず、1日一グループで経営が成り立つとは思えないし、食堂のために金を出してくれるブラザートムさんは何者やねんて感じやし、みんなが美味しいと言っている料理は不味そうだし、全然現実感のない話でした。最初のオープニングからして、ファンシーすぎます。この映画の原作は人気と言いますが、話の筋自体おかしいし、なんか変な映画だなというのが正直な感想です。一番おかしいのは。主人公が処女懐胎で生まれたという話です。そんなこと、ほんまにありうるのか、と不思議だし、なんか下品な話です。不倫でも互いに愛し合っていたという結論ではダメだったのでしょうか。愛してるけど、抱いてあげられないからと、アレだけくれたってことですか。それとも、女が勝手に集めたのですか。それだと、ストーカーです。怖いです。そういうところもあまり深く考えずに、お母さんは清らかだったんだよとでも言いたかっただけでしょう。そういう底の浅さの目立つ作品でした。でも、それも原作通りだそうなので、映画が悪いのではなく、原作の問題だと思います。とても見るに値しない作品です。