どの世代にとっても魅力的なシンガーソングライター
幅広い年齢層から支持を受け、長年にわたり活動している歌手の代表。J-pop界の女王。
デビュー曲以外すべての曲の作詞作曲をしている。ほとんどが恋愛をテーマにした曲になっているが、その詩のユニークさはaikoならではである。デビューしてからの数年は、自分が学生だった頃の思い出が蘇ってくるような歌が多く、aiko自身も年齢を重ねてからの曲は、しっとりと大人な恋愛を感じさせると同時に、若いころから変わらない”純”なところも感じることができる。
アルバムの曲・シングルのカップリング曲と、本当に数多くの曲を生み出しているので、自分の実体験・感情に近い曲を見つけることができる人はたくさんいると思う。
恋愛の曲が大部分を占めているが、歌詞だけじっくり読んでみると、その詩の繊細さや美しい表現・ユニークな比喩を見つけることができる。そのうえで音に乗せて聞くと、改めてaikoの良さを感じられる。
またaikoの曲は、がんばれがんばれ!、というようなメッセージ性があるというよりは、やさしい物語のなかで自分もがんばっていこう!と思わせてくれる。なので、人間関係や仕事のストレスがあるときにも、やさしく心に響いてくる曲も多い。
また、ファンはみな口をそろえて言うことだが、aikoファンならライブに行くべき!私はファン歴16年だが地方に住んでいたのでライブに初参戦したのはファン歴12年目の時だった。なぜもっと早く行かなかったのだろうと感じたし、これから毎年aikoに会いに行こう!!と思った。aikoに会いに行くのが私の人生の楽しみの一つになっている。
「何事もなく楽しく過ぎていく日々を つまらないとはいたあの頃の私に 会えたなら必ず言いたい 楽しいことなんてこの世には死ぬほどたくさんあるのよ だから笑うのもっと笑って 逢いに行こう」(aiko/未来を拾いに)