コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion

『コードギアス 反逆のルルーシュ』とは、2006年から2007年にかけて放送されたSFロボットアニメ。制作はサンライズとCLAMPが行い、作品はメカ、ファンタジー、政治ドラマの要素を組み合わせている。
物語は、架空の世界を舞台にしている。主人公はルルーシュ・ランペルージという青年で、彼は「ギアス」という力を手に入れる。ギアスは、一度だけ他人に命令を下すことができる能力で、それを使って様々な事件や戦闘に立ち向かう。
ルルーシュは反乱を起こし、ブリタニア帝国と呼ばれる超大国に立ち向かうことを決意する。物語は、ルルーシュが仮面の身分「ゼロ」として反乱軍を率いる姿や、個人的なドラマ、政治的な陰謀、戦闘などを描きながら進行していく。また、ルルーシュの行動と倫理的なジレンマ、友情、家族との関係性なども重要なテーマとして取り上げられている。
このアニメシリーズは、派手なアクションとキャラクターの魅力的なデザインといった要素が注目されつつも、政治的な要素や倫理的な葛藤なども掘り下げられており、多くのファンに愛されている。シリーズはその後、続編や劇場版なども制作された。

7rkenta114のレビュー・評価・感想

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion
10

平成が誇る最高品質のオリジナルアニメ

タイトルにかなりインパクトをつけましたが、必視聴の価値があるアニメです。おすすめのポイントは3つございます。1点目は音楽と作画に力を入れている点。まず音楽ですが、「スクライド」、「プラテネス」といった2000年台の名作品を手がけてきた中川幸太郎をメインとし、黒石ひとみとタッグを組んでいます。そしてOP、EDの主題歌もFLOWやORANGE RANGEといった有名アーティストを起用している点も他に類を見ない点であると言えます。続いて作画ですが、キャラクターデザインは「カードキャプターさくら」等で有名なCLAMP、「交響詩篇エウレカセブン」で作画監督を担当した千羽由利子をメインアニメーターとして迎えています。ここまでで見てもなかなかの豪華メンバーで手がけている作品と言えます。2点目はストーリーがかなり熱い。コードギアス反逆のルルーシュ、R2と合わせて50話あるのですが気づいたら見終わっている、この感覚を味わえると思います。主人公のルルーシュというキャラが頭はクールだが、ハートは熱いという魅力に誰もが目を離せないことでしょう。また、一話一話に話の起伏がしっかりしていてずっと見ていてもダレることはないという点もポイントが高いです。最後に3点目ですが、ロボットアニメが好きじゃない方こそハマる。私もロボットアニメがいまいち苦手で敬遠していたのですがコードギアスを見て価値観が変わりました。ロボットは出てくるのですが、それがメインというよりは各キャラの言葉、生き様、選択と葛藤等に焦点を当てているというところが刺さります。ロボットアクション以外にも政治ドラマや学園ものといったエンターテインメントを存分に取り入れているのでそこが敬遠されている方にも楽しめる点だとおもいます。是非一度ご覧になってください。