radioheadのかっこよさ
radioheadはイギリス出身のロックバンドで、デビューは1990年代です。今回は、最も賛否両論のある4th album kid aまでのアルバムについて簡単に記載します。
デビュー当時はグランジのような音楽をやっていたため、nirvanaとよく比較されていましたが、メンバーはnirvanaというより、pixiesやsonic youthからの影響をしばしば口にしています。radioheadのアルバムはどのアルバムもカラーが大変異なっており、サウンドはとてもヴァリエーションに富んでいます。
1st albumのpablo honeyは上記のようにグランジでしたが、2nd albumのthe bendsではハーモニーを聴かせ歌を引き立たせるような王道のUKロックになります。そして、彼らを世界的に有名にした3rd albumであるok computerはロックバンドの形式をとりながらも、アブストラクト・ヒップホップ等からの影響を感じさせる、非常にクールで近未来的な音作りになっています。そして4th albumのkid aです。もはやロックバンドとしての枠は完全に壊れておりaphex twinやautechreなどのエレクトロニカからの影響を受け、サウンドはこれ以降大きく変わっていきます。これ以降もコンスタントにalbumを発売して、2019年まで至っています。
トム・ヨークの歌の良さはもちろんですが、編曲にも強いこだわりがある方にはとてもおススメできるロックバンドです。