敵味方立場どんでん返し
最初悪役から始まる七つの大罪のメインキャラクター。あまり見ない状況に不思議さを感じる。そして、一部終わる事には英雄になる。回が進むごとに敵や味方がかわるため構成は目まぐるしく変わる。魔族・女神・妖精・巨人・不死・人形・人間と、様々な物との和平を望んだ戦い。最初は魔族の力を手に入れたい人間の失態から生まれる戦さ、そして魔人の復活を経て女神との聖戦を始めるが主人公が死ぬ展開になる。そして、主人公とヒロインの境遇が描かれて呪いを解くための長き旅を続けている事を知る。その頃、妖精と巨人との恋愛事情も描かれ「記憶」の大切さを知る。人の心を知りたい人形が敵になり味方になり不安定た状態から一転、主役級の活躍を見せるようになる。三千年前の聖戦は魔族の一人が止める。そしてまた、魔族が作ったその人形が聖戦を止めるため、自分を作った親の尻拭いのため奮闘する。しかし、そのころ主人公はまた悪者へと転換し戦場から消える。そして、仲間の一人が救いに旅に出る。目まぐるしく展開し、回を増すごとにキャラクターが別々に活躍し始めるこの漫画は間を空けず一気に読む事を勧める。今誰がどの立場でどこにいて誰を想って戦っているのか。その経緯は。深い人間ドラマを何話も見ているようでとてつもなく深いストーリーである。