「人として」を考えさせられる、大人も感動のアニメ
孫が好きで、一緒に映画を観に行こうと思い、事前にアニメを視聴しました。その時点で主人も私もハマってしまい映画に行くのが楽しみになりました。
最初一話の場面で流血シーンがあり子供達の心配をしましたが、本人達は何とも思っていないようで安心しました。鬼が死ぬ度に人間だった頃の悲しい過去があり、涙することもあります。
主人公、竈門炭治郎の鬼に対してまでの優しさやその描写がまた涙を誘います。
劇場版での煉獄杏寿郎の子供の頃に受けた母の教えにより柱になったまでの努力や、家族への思いが親近感を招きました。母の言葉により最後の最期まで、強き者として鍛錬し続け、人をかばい、途中で父から教えられることもなくなってもなお、後継者として一人で炎の呼吸を勉強し身に着け自分のものにした。
母の教えがあの小さな杏寿郎に刻まれ、そこまでさせたのであろう。
父に柱になったことを報告した時でさえ父にはシカトされ、弟には泣かれ、心配が多いながらも誰も恨むこともなく家族を思い、人思いで強い心で前に進む。その生き様には考えさせられる部分も多かった。
とにかく煉獄杏寿郎の母の言葉は特に立派な言葉でした。あれほどのセリフを考えた作者の方のことを知りたくなりました。いつまで経っても煉獄さんのファンが絶えない魅力がキャラクターにはあります。
遊郭編へとお話は続きますが、アニメのビジュアルの凄い事。ufotableさんの良いお仕事。日本人はもちろん、外国の方も大好きなビジュアルです。今後も素晴らしいお話が進んでいくのであろうと思えるので視聴は続けたいと思っています。