ドン・パスクワーレ(シネマオペラ)

ドン・パスクワーレ(シネマオペラ)

『ドン・パスクワーレ』とは、『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2019/20』の1作として2020年1月10日に劇場公開されたシネマオペラである。イギリスのロイヤル・オペラ・ハウスで上演された舞台を映像収録した作品。本作で上演されたのは、ガエターノ・ドニゼッティが晩年に手がけた全3幕のオペラ・ブッファ(喜歌劇)であり、1843年1月3日にパリのイタリア劇場で初演されて以来、オペラ・ブッファの最高峰の一つとして世界中で親しまれてきた。わずか2週間という驚異的な速さで作曲された音楽は、洗練された語法と新鮮な魅力に満ちており、ロッシーニの『セビリアの理髪師』と並び称される傑作となっている。物語の舞台は19世紀半ばのローマであり、資産家で独身の老人ドン・パスクワーレが、自分の薦める結婚を断り若い未亡人に夢中な甥のエルネストを懲らしめようと、自ら若い娘と結婚しようとしたところ、逆に巧妙な策略にはまって翻弄されていく姿がユーモラスかつ魅力的に描かれている。

adaken66n2のレビュー・評価・感想

ドン・パスクワーレ(シネマオペラ)
9

ドニゼッティもいい。

オペラシネマ「ドン・パスクワーレ」(ドニゼッティ作)を一年ほど前に観ましたが、とてもよかったです。

最近、オペラシネマにはまっていて、アメリカのメトロポリタン劇場で上演されるオペラを、迫力満点の映像と音楽で、観る人をうならせています。若い人は、「オペラなんて⁈」と思うかもしれませんが、かつて若かりし頃映画ファンだった私は、60才を過ぎて、オペラにはまってしまいました。
40才代ごろから、クラシック音楽を聴き始めたのですが、その頃はどうもオペラだけは苦手だな、どこがいいのかな?と思っていましたが、クラシックを聴き始めて十年、二十年となってくると、だんだん人(歌手)の美声、朗々と歌い上げる歌声に聞きほれてくるようになりました。
とくに、女性歌手のメゾソプラノ、ソプラノの美しい歌声には、心おどらされ、私の心をわしづかみにします。

いま、オペラをDVDも含めて少しずつ聞き始めているところですが、プッチーニの「蝶々夫人」、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」などなど、楽しくこころおどらされるオペラが目白押しです。年齢にかかわらず、一度は触れてもらいたいオペラの世界。
オペラは、究極的には人間賛歌、人生賛歌、と言えると思います。

ドニゼッティは、オペラの世界では、知られた名前のようです。「ドン・パスクワーレ」は、資産家の初老の男と、若い女性、とのコメディタッチのストーリーで、楽しませてくれます。また、演出も斬新で、楽しませてくれます。
ドニゼッティ「ドン・パスクワーレ」は、オペラの世界では、知られた作品のようで、オペラシネマ初心者でも楽しく心おどる作品です。
一度観てみてください。ただし、音楽嫌いな方にはお勧めできません。