音楽と青春、恋と嘘
天才ピアニストの有馬 公生(山崎 賢人)が天真爛漫なバイオリニストの宮園 かをり(広瀬 すず)に恋をするラブストーリーです。
天才ピアニストの有馬(山崎 賢人)は母の死去後、自身のピアノを音が聞こえなくってしまった少年です。
そんなトラウマを克服してあげようと助けるヴァイオリニストの宮園と出会います。
しかし、コンサートに向かう途中で倒れてしまった宮園は、救急車で搬送されるほどの重い病をおかされていましたが、「軽い検査だ」と明るく振る舞っています。
長期入院した宮園 かをりは、退院したと嘘をつき有馬をデートに誘います。
帰ろうとするとかをりが学校にかばんを忘れたという嘘のハプニングを言い出します。
病院に引き返そうとする有馬に宮園が怒って走り出します。
また、倒れて病院に運ばれた宮園は、有馬に自分のわがままに苦しませてごめんねと謝れた有馬は黙って病室を後にします。
有馬は、自身のコンクールに受けると宮園に約束し、宮園も困難な手術を受けると決心します。
約束した二人は、音楽の道に再び戻ることができ、そこには、手術を受けるかをりの気持ちに届ける有馬にバイオリンを演奏する彼女の姿が見えます。
しかし、演奏が終わると彼女の姿も同時に消えます。
彼女が最後に残した手紙には、隠していた嘘と好きな人が有馬ではないことが描かれています。