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圧巻です (一部ネタバレあり)
細田守監督の作品はどれも、現実世界とフィクションのような世界を融合させたストーリーなので、共感し入り込みやすい物語が多いです。
中でもこの作品の見どころは、映像と音です。
GCを使ったアニメーション技術は、まさに“美しい”の表現がぴったりです。
また、主人公の鈴とそのアバター(As)BELLの声を担当した中村佳穂さんの声に聞き惚れた方も多かったと思います。
もう一人のキーパーソンとなる「竜」の声を担当したのが俳優でもある佐藤健さん。
映像と音の迫力は、是非劇場で堪能する事をお勧めする作品です。
幼い時に母を事故で亡くし、心の殻に閉じこもる鈴。
同時に、大好きだった歌も歌えなくなり、退屈な日々を送る。
ある日、親友からの勧めでインターネット上の仮想世界“U”に参加することに。
憧れの友達そっくりなAsに初めは動揺していたが、もう一つの世界で何かを変えたいと思った鈴は、そのAsに「BELL」と名前を付けた。
“U”の世界に入り、初めは怯えていた鈴ですが、この世界で歌を歌う事ができ、徐々に自信が付いてくるように。
そんなある日、「竜」と呼ばれる謎の存在が現れる。
その出会いから、物語は仮想世界から現実世界に繋がる展開を迎える。