ハンガー・ゲーム / The Hunger Games

ハンガー・ゲーム / The Hunger Games

『ハンガー・ゲーム(英語:The Hunger Games)』とは、スーザン・コリンズによる同名小説を原作としたアクション映画である。舞台は独裁国家となったアメリカ。他の地区からの反乱を抑制するため、政治の中心である「キャピタル」では他の地区から選出された男女24人による殺し合い「ハンガー・ゲーム」が行われていた。ヒロインのカットニスをジェニファー・ローレンスが演じる。

hasizumiのレビュー・評価・感想

ハンガー・ゲーム / The Hunger Games
8

いろんな愛が交差するサバイバルゲーム

舞台は独裁国家のパネムです。中心都市であるキャピトルに住んでいる貴族と、キャピトルの周りに支配される12の地区があります。
年に1回、その12の地区から男女1名ずつが選ばれて、プレイヤーとしてキャピトルへ送り出されサバイバルゲームに参加させられます。
主人公は第12地区のカットニスという16歳の女の子です。しかしプレイヤーを選ぶ日に、12歳になるカットニスの妹がプレイヤーに選ばれてしまい、妹を守るためカットニスが代わりにプレイヤーに志願しました。姉妹の愛がひしひしと伝わってくる場面です。
同じ12地区で選ばれたのはピーターという男の子で、カットニスとピーターの指導係になったのは過去のハンガー・ゲームの勝者ヘイミッチでした。いざゲームが始まり、カットニスは妹と同じ歳くらいのルーという第11地区の女の子と一緒に行動します。ここでもカットニスの姉妹愛が漂っていました。しかしルーは命を落としてしまい、ルーのいた第11地区から怒りの声が沸き上がります。ハンガー・ゲームの主催者側は焦り、勝者は1人だけというルールを変更して、同じ地区であれば2人生き残れることにしました。ここでヘイミッチが助言をして、カットニスはピーターと恋人のふりをすることになり、心中の演技の末に2人が勝者になりました。
ただカットニスにはゲイルという友達以上恋人未満の彼がいるので、恋愛要素的には複雑な展開になっています。