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夢に向かって懸命に前進する姿に好感が持てます。
この『バクマン。』という漫画は、『デスノート』の作者、大場つぐみさんと小畑健さんの作品で、週刊少年ジャンプで連載されていました。
「勉強や部活、仕事がだるいなぁ」と、やる気が出ない人が読めば、たちまち明日から頑張れる作品であると思います。
主人公の真城最高と高木秋人の二人がコンビを組んで、漫画家を目指すストーリーになっております。
作風は一見、ジャンプ風ではないのですが、夢を叶えるために漫画を描くその人生の中にしっかりとジャンプ3大原則の「友情・努力・勝利」が盛り込まれており、かなり熱量のある作品です。
途中に、主人公の真城が入院して漫画を描くことを止められるシーンがあるのですが、入院しても病院で原稿を描くその姿からは「仕事に命を懸ける」といった男の熱さがひしひしと伝わってきました。
また、作中で真城たちは何度も連載を打ち切られ、その度に挫折を味わいます。
しかし、夢のために何度挫折を味わっても、諦めずにひたむきに突き進む姿に心打たれました。
この漫画を読むと、ほとんどの人が「自分が今取り組んでいる仕事、部活、勉強をもっと頑張ろう」と感じるでしょう。読んだことのないすべての人に是非、登場人物たちの熱量を味わっていただきたいと思います。