久しぶりのマンガで涙してしまいました!
久しぶりにマンガを買いました。配信されていたアニメを子供と一緒に見て、「これ、おもしろい!」と長年封じていたアニメオタクの虫が覚醒してしまいました!アニメを見て続きが気になり、単行本を集めました。アニメも一気に最終話まで見て、何度も何度も繰り返し見てしまいました。単行本も一気読みしてしまうほどでした。
内容はご存知の方も多いと思いますが、時代は大正時代です。祖父母が生まれたころが背景になっているので、現代とそう遠くない時代背景が物語に引き込まれる要因かもしれません。主人公は10代の男の子と妹です。家族は鬼に惨殺され、妹も鬼にされてしまいます。厳しい鍛錬に耐えて鬼を滅ぼすための組織に入り、人を襲う鬼と戦いながら妹を人間に戻す方法を探っていきます。ただ人々を襲い食らう恐ろしい鬼を倒していくだけではなく、対峙した鬼の背景も描かれているので、ただ悪者としてではなく、鬼側の気持ちにも入り込んでしまいます。たくさんの登場人物が出てきますが、それぞれのセリフは心に刻まれるものも多く、奮い立たされるものもあります。
ただ悪いものを懲らしめるだけの話ではないと思いました。人としてどうあるべきかをこの作品から改めて教えてもらった気がします。久しぶりにどっぷりハマってしまいました!