ツナグ
2012年公開の日本映画。
「ツナグ」とは、死者とその縁のある人とを一度だけ再会させることが出来る人のこと。
「ツナグ」にはルールがあり、生きている人が死者に会えるのは一生のうちに一回だけ。
また、死者も生きている人と会えるのは一度だけ。
死者が会うことを拒否した場合、生きている人が生涯死者に会うことのできる回数は消費される。
主人公である、渋谷歩美は幼いころに両親を亡くし、祖母であるアイコに育てられてきた。
アイコは50年前に旦那の兄から「ツナグ」の力を受け継ぎ、歩美はアイコから「ツナグ」を受け継ぐため見習いとしてアイコの手伝いをしていた。
「死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。死者に会うことで、生きている人たちは救われるのか」
見習いの過程で様々な疑問を抱き始める歩美。
様々な葛藤がある中、歩美は「ツナグ」とはどういう意味なのかということを知っていきます。
涙無しでは観ることのできない作品となっています。