トラペジウム

トラペジウム

『トラペジウム』(trapezium)とは、高山一実による日本の小説、およびそれを原作としたアニメーション映画である。高山(元乃木坂46)の小説家デビュー作であり、雑誌『ダ・ヴィンチ』にて2016年5月号から2018年9月号まで連載されたのち、2018年11月にKADOKAWAより単行本化された。タイトルの「トラペジウム」はオリオン大星雲の中心部にある若い星の星団を指す。
アイドルになる夢を叶えるため、東西南北の方位を冠する地元の4高校から美少女を集めてセルフプロデュースでのデビューを目論む女子高校生・東ゆう(あずま ゆう)と、彼女の打算と計画から集められた仲間たちの複雑な葛藤や失敗、そして本当の友情へと至る顛末を描く青春小説である。
2024年5月10日にCloverWorks制作による劇場アニメ映画が公開され、監督は篠原正寛が務めた。同作は第26回富川国際アニメーション映画祭にて特別賞を受賞している。

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トラペジウム
3

思ったより普通

『トラペジウム』は現役トップアイドルである乃木坂46の一期生メンバー、『高山一実』が雑誌『ダ・ヴィンチ』にて連載していた小説。ストーリーは、絶対にアイドルになりたい高校一年生の『東ゆう』が、その地方の東西南北の美少女を仲間にしてアイドルになっていく物語である。アイドルや美少女は他人からきらびやかなイメージを抱かれやすいと思うが、作者の高山一実も美少女でありアイドルなので、アイドルや美少女にしかわからない苦悩や困難などが描かれていた。20万部も売れた小説ということで期待していたが内容は飛び抜けて面白いということではなく、思ったより普通だった。現役トップアイドルである乃木坂のメンバーのためファンもとても多いため、そのファンが買ったのかと思った。しかし、女性が描いたこともあって、女性特有の悩みやグループ意識などについて描かれていたところもあり、そういったところは興味深く読むことができた。この作品から学べるのは、自分がやりたいことを実現するということはもちろん簡単なことではなく、自分が精一杯努力したとしても、やりたいことが必ずしもできるわけではないということだ。夢の大切さ、そして実現することの難しさを再確認することができる作品だ。