珍しい?!漫画家を題材とした漫画
『バクマン。』は2008年から週刊少年ジャンプで連載され、2012年で完結した作品です。全20巻で完結している作品のため、一気に読むこともできます。バクマンは今までの漫画であまり題材にされていなかった漫画家自身を題材としている漫画です。漫画が好きな人なら知りたい漫画家の裏側だけでなく、編集者さんの裏側も知ることができます。バクマンはダブル主人公で、一人が作画、もう一人が原作を務めて二人で漫画を描いていく物語です。2人は中学3年生の時ふとしたきっかけで漫画家を目指すことになります。最初はただの中学生だった2人が一流の漫画家になっていく物語です。漫画家を目指している人にはぜひ読んでいただきたい漫画です。作画の『真城最高』は中学3年生にして夢、希望を持って生きていくことはおろか、普通の人生を歩んでいければそれでいいと考える思春期の学生です。なぜそんな考えを持っている学生が夢しかない職業である漫画家を目指すことになるかも注目です。原作の『高木秋人』は真城最高と同じクラスなだけのただのクラスメート。しかも、学力トップクラスで未来のエリートコース間違いなし。周りから見ればそんなイメージを抱かれる高木秋人には、実は漫画家になるという夢がある。しかし作画ができない。そんな時、真城最高のノートの落書きを見てコンビを組んで漫画家になろうと持ちかけます。こんな、正反対の考えを持つ2人がどうやって一流の漫画家になるのか。ぜひ読んでいただきたいです。