一番続きが気になる漫画。
SNSでとても評判が良かったので、最初はなんとなく手に取ったのですが、0巻目から(この漫画は0巻があるのです)引き込まれてどんどん先が気になり、発売されているコミックは全部読んでしまいました。ちょうどタイミングよくアニメも始まりましたが、こちらも大変良くできていて毎週の放送を楽しみにしています。人が失踪したり亡くなったりしている原因に、『呪い』が関係していることが多い、それに対抗するスキルを持った呪術師という人々がいる、という設定がまずそそられました。今生きているこの世界のどこかに、もしかしたら?なんて思えるのが良いですね。決戦の場所が東京の渋谷だ、なんて描かれると「あそこでかぁ!」とワクワクします。ジャンプ系漫画らしく戦闘シーンも迫力があります。ただの肉弾戦ではなく頭脳戦でもあり、それぞれの『術式』、つまり技を繰り出して戦う際の技の設定もよく練られており、作者の力量に感嘆してしまいます。主人公の虎杖悠仁は運動神経がずば抜けていて、心優しい高校生として登場しましたが、ある出来事で『呪いの王』と呼ばれる『両面宿儺』の指を体に取り込んでしまいます。そこから彼は呪術界で最重要人物になってしまい、自分の世界が一変してしまします。虎杖と仲間たちの活躍が本当に面白いのでぜひ読んで欲しいです。