謎が解けていくのが面白い
逆転裁判は、プレイヤー自身が弁護士となって、無実の罪に問われている被告人の依頼者を裁判で無罪にすることが目的のゲームです。
ゲームは、いろいろな場所に移動して調査や関係者との会話ん繰り返し、裁判で勝つための情報や証拠品を集める「探偵パート」と、探偵パートで得た証拠を武器にして、依頼人である被告人の弁護を行う「法廷パート」に分かれています。
このゲームの中の裁判所は、裁判長が木槌を持っていたり、「異議あり!」の発言を証人に向かって叫んでいる点など、実際の日本の裁判とはかなり違いますが、世界観に慣れてくると、かなり特徴的で面白いテキストや、個性豊かすぎるキャラクターに愛着が湧いてくるようになります。
探偵パートは、細かなところにまでテキストや小ネタが用意されていて、思わずあらゆるものを調べて、事件と直接関係が無さそうなところまで全ての会話を拾いたくなりました。
キャラクターも、人間味のある主人公はもちろん、美人な師匠の女弁護士やかわいらしい相棒、ライバルの検事など、どのキャラクターも個性豊かでとても好感が持てました。
犯人も非常に個性的で、主人公に追い詰められる時のリアクションが非常に面白くてスカッとします。
逆転裁判はシリーズ化していてどの作品も大好きですが、まずはこのシリーズの原点となる最初の逆転裁判をぜひたくさんの人にプレイしてもらいたいです。