『鬼滅の刃 無限列車編』レビュー
私は映画公開以前からの鬼滅の刃のファンだったので、当然ながらどういう話がどういう風に展開され、どう終わるのかを知ったうえで鑑賞しました。
結論から言えば、それでも十分楽しむことができました。
まずアニメーションですが、ufotableの圧倒的なアニメーションは期待をはるかに上回るもので、それを映画館の大画面で見ることができたのは素晴らしい体験でした。
また、漫画では描き切れなかった映画オリジナルの描写も特筆すべき点でしょう。
例えば予告編でも描かれていますが、眠りから覚めた煉獄杏寿郎が炎の呼吸で列車の中を移動するシーン。
列車という細長く、制限のある空間を逆手にとったアクション、また、襲い掛かる触手を炭治郎と伊之助が上から切り裂いていくシーン、どちらも原作にはなかった描写ですが、映像ならではの迫力がありました。
また私がどうしても見たかったのは、無限列車編最大の見せ場である煉獄杏寿郎と猗窩座の激闘です。
すごくよかったです。