女社長とシニアインターンの凸凹コンビが最高!
舞台はニューヨーク。
『アン・ハサウェイ』演じる『ジュールズ・オースティン』は、1児の母であり、オンライン販売アパレル会社の社長。
一方、『ロバート・デニーロ』が演じるのは、定年退職後妻を亡くし、時間をもてあましながらも人生に再びやりがいを求めている『ベン』という男性だ。
ある日、ベンはスーパーで買い物をした帰りに、ジュールズの会社のシニアインターンのチラシに目を止める。
前述のとおり、人生に再びやりがいを求めていたベンは、すぐに応募し、そして、見事採用されることになった。
ジュールズとベンは性別も年齢も立場も違うけれど、様々な問題に立ち向かっていく中でお互いに尊敬しあい、打ち解けていく。
今、このレビューを書いている私も、幼い子を持つ母。
社会人として、女性として。
自ら会社を立ち上げて成功を収め、公私ともにいつも全力投球なジュールズにとても憧れる。
また、年齢や性別など関係なく、誰からも好かれ、仕事でもプライベートでも頼りにされているベンの人柄も、本当に素晴らしい。
作中では様々な事件が起こるが、個人的に好きなシーンは、ジュールズが実の母親の悪口を綴ったメールを本人に誤送信してしまい、ベンが会社の同僚と彼女の家に忍びこんでPCを開き、メールを削除しにいくシーン。
ヒヤヒヤしながらも笑ってしまった。
ジャンルはコメディ?なのだが、見終わったときはなんだか心があたたまっている気がします。