キャラの個性が秀逸
週刊ジャンプにて連載された青春男子バレー漫画。古館先生の画力もさることながら、登場人物のキャラが個性的で全く被っていないのが驚きです。キャラ構成が本当に秀逸。それぞれのキャラに特徴的な癖があり、自分と似た部分があるキャラが一人はいるはずです。男子バレーは漫画の世界では野球やサッカー、バスケ漫画と比較しマイナーな部類に属するとは思いますが、ボールを落とさず繋げる球技という点においては唯一無二のスポーツ。だからこそ、チームワークやボールを追いかける姿に並々ならぬ感動と強い思いが投影されていると痛感します。作中でもアタックだけでなくブロック、レシーブ、サーブ、トス全てにおいてキャラ独自の考察・思いが反映される描写となっており、何故そのようなプレーをしたのかが読者目線で把握できる点も素晴らしいと思います。ちなみに推しメンはミドルブロッカーの月島蛍です。男の自分から見てもクールで知的な魅力は全キャラの中でも飛び抜けています。女なら確実に惚れ込んでますね。身長190.1㎝で金髪イケメンとか想像しただけで羨望の的。物語的にはまだまだ序盤で烏野高校レギュラー陣は成長途上ですが、失敗を糧に確実に成長していく姿がとっても魅力的。読んで後悔することはまずありません。絶対おすすめの漫画です。