2周目確定
1周目ではなかなか気づかないこだわりがあった。よく見ると、真犯人が殺した、または殺そうとした人の頭からは蜘蛛の糸が出ていたり、主人公の藤沼悟がリバイバルでタイムリープして事件を防ぐごとに、サブタイトルのフォントが少しづつ変化したりなど、そのこだわりが素晴らしいと感じた。OPもタイトルが『僕だけがいない街』のイメージにぴったりで、映像も途中で悟だけいないものに変わり、タイトル回収されていたりと、OPだけでも楽しめる。漫画とは真犯人との決着の付け方が違い、原作を読んだ人も、まだ読んだことない人でも楽しめる作品で、セリフや伏線から考察したりするのが好きな人にはピッタリな作品だと思う。BGMもとてもよく、毎度ハラハラドキドキさせられた。『タイムリープ』という手法と、『事件解決』という目的から、ジャンルとしては、SF・サスペンスに分類されるのだろうが、感動シーンも多くあった。特に、雛月加代が悟の家に泊まった時の朝ご飯のシーンはとても感動的だった。29歳の悟を俳優の満島真之介さん、10歳の悟を女優の土屋太鳳さんが務めており、本業が声優の方ではないが特に違和感はなかったので、気にすることなく視聴できると思う。