銀魂(実写映画)

銀魂(実写映画)

「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

hachisyuのレビュー・評価・感想

銀魂(実写映画)
10

(いい意味で)イケメンの無駄遣い…!原作ファンにもおすすめの完成度

銀魂の実写化第二弾です。昨年の1作目も、ギャグ満載でとても面白い内容だったけど、第2弾は更にパワーアップ!おそらく予算が前回よりも出たのだと思う。
前回に引き続き、各方面に対してギリギリのラインでパロディ化してしまう所は変わらず、また映画内で、本人役で登場しているわけではないにも関わらず、演じている俳優・女優を面白可笑しくいじる事が出来るのも、この映画だからこそだと思う。
出演者全員が原作「銀魂」をリスペクトしていると感じる仕上がり!そして皆キャラクターの再現度が高い!見た目は勿論の事、セリフの言い方や仕草まで良く再現されていました。特に、前作でも再現度が高いと話題だった沖田総悟役の吉沢亮さんは、今回でも抜群のクオリティ。そして今回の第2弾の「真選組動乱編」では沖田総悟の最もかっこ良く活躍するとファンの間でも言われているシーンがあり、それも完璧に再現。「死んじまいなァ」は是非見てほしい。
またキャストが豪華。豪華で皆イケメン・美人。イケメン俳優と美人女優が全力で「銀魂」の世界に入り込んで完璧に演じているのは、まさに「イケメンの無駄遣い」。勿論いい意味。
原作ファンも満足の仕上がりだけど、原作を見たことがない人にも笑えるので、是非見てもらいたい。笑いが理解できなかったとしても、どのシーンを見ても必ずイケメン・美人がいるので見て損はないと思う。
ちなみに橋本環奈さんは今まで「1000年に1度の美少女」「アイドル」というイメージだったけど、またこの映画(一度目は、前作の銀魂実写第一弾)でそのイメージが崩れた。勿論いい意味で。