アカデミー賞ノミネート作品 半魚人との恋
2018年のアカデミー賞が発表され、話題となった作品をいくつか見に行ってみた結果、個人的に1番ヒットした作品。
電車の吊革広告でも一時期出されており、その幻想的なヴィジュアルに、何だろうこの映画は?と気になった方も居たかと思われます。実際に映画を見に行ってみても、その幻想的な世界観は凄まじく、夢を見ているかのような心地にさせられました。
ストーリーとしては、声帯を傷つけられ、声が出なくなってしまった独り身の女性が、ある時勤め先で半魚人と出会い、やがて恋に落ちる、というものです。
大まかに話すとラブストーリーのように思えるでしょうし、 私も初めはラブストーリーなんだろうと思いながら見た訳ですが、見終わりました感想としましては、これはラブストーリーにホラーも共存しているのではないか、という印象を受けました。
綺麗な場面や心揺さぶられ、温かい気持ちになる時もあれば、血が普通に飛び出たり、中には指を引きちぎるようなグロいシーンも沢山出てきます。
グロいシーンを普通にスルーできる方であれば面白い作品かと思います。
全体的にも、フランス映画のようなゆったりとした場面や、絵画を見ているような美しいシーン、ホラー映画のようにハラハラさせられる場面もあり、時間を忘れて楽しむことができる映画でした。