PS4版ドラゴンクエスト11のレビュー
ドラゴンクエスト9は携帯ゲーム機DSのためか小さいキャラで描かれていて映像も荒かったのでやりませんでした。ドラゴンクエスト10はオンラインゲームだったのでやっぱりやらなかったです。
だからこの作品は僕にとってドラクエ8以来の、10年ぶりのドラクエの新作でした。
PS4でとてもキレイな映像。リアルだけど鳥山明の絵を再現した個性的なキャラクター達。勇者ロトの伝説のはじまりのストーリー。とても面白かったです。
一度エンディングをむかえても、さらに続きがあります。ここからタイトルの『過ぎ去りし時を求めて』の意味が分かります。
世界は救われたものの、多くの犠牲が出てしまった。仲間のベロニカも死んでしまった。時を戻すかどうかは、プレイヤーの判断に委ねられます。過去に戻らなければストーリーが進まないのですが。
不満もあります。魅力的な女性キャラが多いのに、幼なじみのエマとしか結婚できない。最強の敵を倒した後に最強の装備が手に入る。手に入れた武器も戦う相手がいないんじゃ意味がない。
ニンテンドースイッチ版ではこれらの問題が解消したようでうらやましいです。
ミニゲームで面白かったのがふしぎな鍛冶。最初のうちはうまくいかないけど、慣れてくればかんたんに強力な装備を作れる。とても楽しかったです。
もうかなりの高齢になってしまった堀井雄二さんたち制作陣ですが、できればドラクエ12も出て欲しいと思います。かなりのおすすめです。