タイトルなし
ジョジョの漫画は、5部と3部くらいしか読んだ事がまだないのですが、パッと見の印象が非常におしゃれな感じでした、ミラノコレクションの衣装のような華やかな服を着たおしゃれなギャングの印象で、実にファッショナブル。しかしながら、話はそんな華やかなものとは程遠く、かなり血なまぐさい内容でした。
敵から仲間まで、見境なくバタバタ倒れていく。しかし、主人公達ブチャラティチームは絶対諦めずにギリギリまで食らいついて相手をねじ伏せていく。まさに荒野に道を切り開く意思の強さを見せつけられる、見た目からは想像もつかないタフガイのマンガだと思いました。
主人公であるジョルノの父が三部のボスであるDIOの息子だったという始まりだったので、悪い方に転げていってしまうのでは無いかとも不安を感じましたが、パッショーネという悪の組織の中での立ち回り方を見て、悪を制するための悪もあるんだ!というのはかなり衝撃的でした。警察でも裁けない闇に仲間たちと立ち向かい、王座を奪取する様は読みが耐え抜群です。是非機会がありましたら読んでみてください。