ドラゴンクエストシリーズの集大成
特に惹かれたのはストーリーです。
この世界は「ロトゼタシア」という名前で、時間を跨ぐ展開があり、素材を使用して武器や防具つくるシステムがあります。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(以下、ドラクエXI)では王者の剣という武器が存在し、これを仲間全員で力を合わせて強化し、勇者の剣と融合したことで片手剣として最強クラスの性能を誇るようになります。
オリハルコンから作成されること、王者の剣と言う名前、強力な武器という点で、ドラクエ3で登場する王者の剣と共通し、エンディングにて「勇者の武器が、後世にロトの剣として伝えられた」旨のメッセージが表示されます。
そのロトの剣とは、ドラクエ2、3で強力な武器として登場します。
ドラクエXIの世界は”ロト”ゼタシアでした。
ドラクエ4、5、6では「天空編」ということで、3までとは異なりロトの装備は登場しません。
そのことからも1、2、3のロトシリーズとは異なる世界と考えられます。
天空シリーズでは天空城が存在し、名の通り空に存在し世界を治める神が暮らしています。
ドラクエXIにおいて神の民の里と言う地が登場しますが、当初は魔王軍に破壊されており、過去に戻った際に無事な状態の里へ行くことができます。
やはり、元の時間軸と過去の時間軸では異なる状況を持っています。
ロトシリーズ、天空シリーズそれぞれがXIに共通するポイントを持っています。
シリーズのファンとしては、未来の時間軸、過去の時間軸がそれぞれ2つのシリーズへつながったのでは、と考察してしまい、ドラクエXIがシリーズの中でも特別で魅力的な作品に思えるのです。