期待以上の格好良さ
マーベル映画の中で、ブラックパンサーの初登場は単独作品ではありませんでした。キャプテンアメリカ シビルウォーが初登場です。その為、単独作品で主人公ポジションだった他のヒーローに比べると、印象が薄かったです。
ですが、今回の「ブラックパンサー」は、期待以上に面白く、格好良い作品でした。
主人公は、キャプテンアメリカ シビルウォーで父親を亡くしてしまうのですが、物語はその後のお話です。どんな環境で育ち、どんな家族が居て、どんな背景が在るのか。分からなかった部分が分かってくる話の構成となっており、どんどんと引き込まれていきます。
ワカンダと言う国が出身なのですが、この国がまたスゴイ。大自然に溢れた国かと思えば、超先進国。メカメカしているアイアンマンシリーズが大好きな人は、ニヤニヤして観れるシーンも沢山です。ヒーローのスーツもハイテクノロジーだし、医療技術や乗り物、一般兵の武器もハイテクノロジーです。きっと、トニースタークもビックリだと思います。
そして、ヴィランも魅力的でした。ヴィランにも背景があって、好きになってしまいます。敵もブラックパンサーです。ブラックパンサー同士の戦いは、本作だけでしょう。
最後、一番引き込まれたのは音楽です。ワカンダの大自然とマッチした壮大な音楽。初めてマーベル映画でサントラを買いました。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの為に一応観ておくかと考えていた作品ですが、本当に観て良かった作品となりました。