花束みたいな恋をした / はな恋

花束みたいな恋をした / はな恋

『花束みたいな恋をした』とは、2021年公開の日本のラブストーリー映画。主演は菅田将暉と有村架純。『東京ラブストーリー』『Mother』などで知られる坂元裕二によるオリジナル脚本で、終電に乗りそびれた二人が21歳で恋に落ちて、26歳で別れるまでの忘れられない恋愛を描く。坂元裕二はあくまで「普通の恋愛」を描くことを目指しており、等身大の恋愛に共感する視聴者が続出した。

tanigome3735のレビュー・評価・感想

花束みたいな恋をした / はな恋
6

若かりし頃の自分と重なる映画。

菅田将暉さんと有村架純さん。私の大好きな役者さんお二人が出ている映画だったので、絶対に観よう!と前から楽しみにしていました。映画館で実際に観てみると、自分が若い頃にした恋愛と似ているところがあって映画を観ながら若かりし頃の恋愛を色々と思い出しました。終電と二人の好きなものが同じだったことがきっかけで距離が縮まり恋人になった麦と絹。私もその当時好きだった音楽や食べ物が似ていて元恋人といっきに距離が縮まったなぁ…と懐かしく思いました。恋人同士のお二人がとにかく幸せそうで、観ていてキュンキュンとなりました。映像もすごく綺麗だし素敵でロケ地に行ってみたいなぁ…と引き込まれました。
大学生の自由な環境から社会人になってからの二人の関係性もすごくリアルに描かれていて、共感できるシーンがたくさんありました。私も大学生の頃は自由に遊んで恋人と行きたいところに出掛けてとにかく楽しい日々を過ごしていました。しかし社会人になると苦しくて辛いことも沢山あり恋愛に浸る余裕が無かったように思います。最後のファミリーレストランでのシーンはもらい泣きしてしまうくらい切なくて儚くて、主演のお二人の演技も圧巻でした。今度は主人と一緒に観たいと思います。