明治時代を舞台にしたド派手バトル漫画
バトル描写がとても見やすくて良いです。
意外と誤解されていますが、この作品は幕末の話ではなく維新後の明治時代のお話です。またエピソードごとに読む人の好みが大分別れる漫画なのではないかと思います。
東京編(〜2巻)は若干退屈ですが、どうしても読み飛ばせないエピソードです。
御庭番衆編(3、4巻)は初めての中編エピソード、かつシリアスなエピソードです。その後深く関わってくるライバルキャラも登場します。
雷十太編(5、6巻)正直読み飛ばしても問題ないエピソード。敵キャラが少しがっかりです。
京都編(7〜17巻)は初の長編エピソードで人気があります。バトル描写も一番派手で敵も強く、日本の命運をかけたバトルと戦いの規模も大きいです。
追憶編(18〜21巻)は謎が多い主人公の過去と贖罪に迫ったエピソード。少し暗いです。
歴史上の人物とオリジナルキャラクター、明治維新というノンフィクションとフィクションがバランスよく盛り込まれていて、とても面白いと思います。
自分は子どもの頃に読んで、赤報隊や廃仏毀釈など、なかなか教科書では出てこない維新の事実をこの作品で知りました。