ただメシを食うだけの漫画
ドラマ化もした人気漫画。輸入雑貨を扱う個人事業主である井之頭さんがただ飯を食べるだけの漫画。
井之頭さんはただご飯を一人で誰にも邪魔をされることなく食べることが好きな人なので、別に大したものを食べるわけでもないし、ドラマみたいに毎回うまいものがでてくるわけではない。時にはチェリオを飲んで、このわざとらしいメロン味と、そのB級っぷりに感動している。
昨今多いグルメ漫画と違って、ほんとに庶民的なものが出てくるし、食べ方も私みたいに孤独な人ぽくて共感できるし、とてもおもしろい。私も井之頭さんのように一人で達観して飯が食べられるようになれたらなと思う。あと、井之頭さん古武術をしていて、筋肉質で酒が飲めそうで飲めないという風体もかっこよくて女の子が読んでもおもしろいかなと思う。
私が好きなのは第1話で、どこにでもある定食屋で、常連ばっかの中、豚肉ざんまいの飯を食べる話と、あと洋食屋でハンバーグを食べる話。ハンバーグは、なんか草に覆われた店で、昔からある洋食屋ぽくて、どのメニューも美味しそうだなと思った。ほんとうにある店なのか、なにかモデルがあるのかわからないけど、あるなら是非行きたいと思いました。定食屋のほうは、ほんと近所のおじさんがいくような店で、よく入れるなと思いました。いろんなタイプの店が見れて楽しいです。