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絶望が多いマンガ!
彼岸花が咲き乱れるとある島の近くに住む大学生たちが、1人の女性とのきっかけで吸血鬼に襲われ、戦いを繰り返している内にどんどんと吸血鬼に追い込まれていってしまうお話しです。
最初は吸血鬼はどんな習性で、どうやったらこの場をしのぐことが出来るのか、という絶望の展開ですが、回を追うごとに主人公が未知なる力を発揮したり、味方の住人の出現、味方の吸血鬼まで現れ希望が見えてきます。しかし、回を追うごと新たな吸血鬼が次から次へと現れてきて、それをどう乗り越えていくのかという知恵比べ合戦となってきます。牛と鬼との合体、ゴキブリと鬼との合体など様々な生き物が登場してくるので、絵そのものに抵抗感を抱く場合があります。また人間の醜い場面なんかも描かれています。
ストーリーや人間と鬼との対決はどんな結末になっていくのかどんどん気になって読み進めてしまいたくなると思います!
鬼をまとめるボスが人間くらいの大きさにも関わらず、めちゃくちゃ強く絶望感がとてつもないです。ヤングマガジンでリアルタイムで読み進めていた私は、このマンガの締めくくり方は衝撃でした。実写化もされていてDVDでも楽しめるのがこの作品の良さの一つかもしれません。