新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan

『新感染 ファイナル・エクスプレス』とは、韓国のゾンビ映画である。監督は、アニメーション監督であるヨン・サンホ。高速鉄道の中でゾンビのパンデミックが起き、そこに居合わせた人々の人間関係を描いた作品である。韓国では2016年、日本では2017年に公開され、数々の賞を受賞。車内という閉ざされた場所でパンデミックが起こる恐怖と、親しい人間がゾンビに感染することで変化していく感動的な人間関係が話題を呼んだ作品である。

Saya05のレビュー・評価・感想

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
10

感動のゾンビ映画

「新感染 ファイナル・エクスプレス」は、韓国で制作されたゾンビ映画です。
ゾンビ映画なんですが、最後…いや、中盤くらいから、寂しくて、悲しくて泣いてしまします。
最後は大号泣でした。韓国映画の独特な手法といいますか、一筋縄ではいかない展開といいますか。ハッピーエンドなのかどうかわからなくなってしまいます。とにかく、最高に感動できるゾンビ映画となっています。
いきなり最終的な感想から入りましたが、それくらいラストが素晴らしいのです。
では、この「新感染 ファイナル・エクスプレス」のざっとした特徴を少しお話しいたします。
・場面はほぼ高速鉄道、日本でいう新幹線の中です。
・見えるものと音に反応するゾンビなので、暗闇では動きません。
・ゾンビに襲われるシーンは「ワールドウォーZ]に似ていて、ゾンビが折り重なって襲ってくるシーンは、迫力満点です。
・主要人物の死にすぎ感が否めない。

これ以上はネタバレになってしまいますので控えますが、とにかくクオリティーが高く、スピード感もあるので、夢中で見られる作品となっています。

韓国映画でゾンビものという組み合わせ、興味のない人は絶対見ない映画かもしれませんが、この「新感染」は興味ない人にも見てもらいたい作品です。