めぞん一刻 / Maison Ikkoku

めぞん一刻 / Maison Ikkoku

『めぞん一刻』とは、高橋留美子によるラブコメディ漫画。小学館『ビックコミックスピリッツ』で連載された。アニメ、実写映画、実写ドラマ、ゲーム、パチンコ・パチスロなどにもメディアミックスされた大人気作品。
時計坂にあるおんぼろアパート一刻館に住む世渡り下手な浪人・五代裕作と突然管理人としてやってきた美貌の未亡人・音無響子が織り成す恋愛模様を描く。1980年代の恋愛漫画の金字塔として名高い作品。
高橋留美子独自のリズミカルでコミカルな展開が小気味いい作品である。

ks20mn17gのレビュー・評価・感想

めぞん一刻 / Maison Ikkoku
9

一刻館の管理人と浪人生の恋

コメデイですが、ほのぼのします。発売は30年以上前ですが、なかなかこれに勝る作品には出会えませんね。
今は核家族化が進んで、アパートの住人が親しく付き合うこと自体が難しいのかも知れませんが(個人保護法もあるし)こんなに時間が経っても一刻館は憧れです。住人たちは極めてキャラが濃く普通の人はいませんが、強いて言えば浪人生から始まる五代さんが一番普通かも(笑)三角関係あり、ドタバタありで、住民はいつどんな仕事をしてるのか疑問ですが、アニメになったり、ドラマになったりするだけのことはあると思います。ちなみに五代君を浪人生と書きましたが、最後に結婚する前に保育士となっています。一刻館は今でも憧れます。考えたら普通の人は出てきませんが、キャラが濃いからこそ盛り上がるんだと思います。そして管理人の音無響子さんは女性としても永遠の憧れです。感情のふり幅は大きいし、怒ると凄い顔してますが、その辺も含めてとても可愛いと思います。おそらくは響子さんの年齢などとっくに超えてますが、それでも憧れであり続けますね。そして五代くんも何故か憎めません。ダメ男に近い印象なのですが、根っから悪いわけじゃないような。そんな感じで楽しめる作品だと思います。